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ご来院のポイント

ご来院のポイント

VOL.01
子犬をはじめて飼ったら

来院のポイント中毒・毒物を食べたようだ

皆様の家庭に迎えられた可愛い子犬たちは、ほとんどの場合生後2~3ヶ月でしょう。人間の年齢に置き換えますと、ちょうど3歳から6歳位にあたり、非常にデリケートで、色々な病気に対する抵抗力が弱く、不適切な食事を与えたり、遊ばせすぎたりするだけでもとへ戻れないほど健康状態を悪くしてしまうこともあります。

周囲の方々より色いろアドバイスを受けることも大切ですが、間違って理解されている場合もあります。まず獣医師にご相談ください。きっと親切に適切な食事の方法や、飼い方の指導をしてくれます。

VOL.02
犬の混合ワクチンについて

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現在、開発されている犬のワクチンには、狂犬病、ジステンパー、パルボウィルス感染症、コロナウィルス感染症、伝染性肝炎、レプトスピラ病があります。
これらのうち狂犬病をのぞく数種類を組み合わせて混合ワクチンとして接種します。
子犬の時の混合ワクチンは生後6~8週令に第1回目、9~11週令に第2回目、12~14週令に第3回目を接種するのが理想的です。
ワクチン接種による病気の予防効果(免疫効果)期間は環境や免疫状態により変わりますが、毎年1回の追加接種をお勧めします。

VOL.03
狂犬病予防注射について

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生後3ヶ月以上のワンチャンは、狂犬病予防法によって1年に1回の予防注射と市(区)町村への畜犬登録を行わなければなりません。
他人をかんだ場合は厳しく処罰されることがあります。

狂犬病予防注射は、毎年4~5月頃に集合注射会場を設けて実施されますが、動物病院では一年中、会場と同様に予防接種が可能ですので、気軽にご相談ください。

VOL.04
不妊手術・去勢手術について

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ワンちゃんが夜鳴きをしたり、クサリを切って脱走したり、ノラ犬が寄ってきたりすることの原因のほとんどが、発情期と関連があるようです。
また、雌では1度のお産で4~5匹子犬が生まれるのが普通です。1~2匹の子犬は知り合いにもらわれても、なかなか全部は無理です。そうなると、後は悲しい思いをしなければなりません。
手術を行う時期は、不妊(雌)も去勢(雄)も、生後6~8ヶ月以後が良いとされています。
手術によって健康でなくなったり、性格が荒くなるというようなことはほとんどなく、かえって性格が温和になることの方が多いようです。

VOL.05
おう吐をする

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おう吐があると、すぐに胃腸の病気と考えやすいものですが、必ずしもそうではなく色いろな病気の、まずはじめのサインだと思ってください。 元気・食欲があり、1~2度のおう吐であれば、食べすぎ、胸やけ、軽度の胃腸障害と考えても良いでしょうが、1日に1~2度でも何日も続く場合は要注意です。
一般に、1~2度のおう吐でも、元気・食欲がない場合や、2~3度以上続けておう吐がある場合は、なるべく早めに獣医師の診断を受けましょう。
VOL.6
咳をする

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咳をすると、人間のいわゆる「風邪」のような症状と考えやすいものですが、フィラリア症や、心臓疾患、先天的な気管の異常などが原因の場合がかなりあります。
健康状態がよければ2~3日様子を見てもよろしいですが、それ以上咳が続く場合や、1日だけでも咳の回数が多かったり、舌の色が紫色になったり、咳と一緒に血が混じったり、痰を出したり、あるいは骨や異物を飲み込んだりした可能性がある場合は、なるべく早目に動物病院で適切な治療を受けてください。
VOL.7
耳をかゆがる・汚れる

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うしろ足で耳のまわりをかいたり、耳の中に黒っぽいものや、うみのような物質が出ていて汚れていたり、嫌な臭いがしていたら、まず耳の病気と考えてください。
健康な犬の耳は臭いも汚れもほとんどありません。
原因は、ミミダニ・細菌性・真菌性(カビの仲間)など、さまざまで、放置しておくと慢性となりなかなか治りにくくなります。
耳の垂れている犬や、耳の中や周りに毛が多い犬は耳の病気にかかりやすいので、定期的に動物病院で耳の中のチェックや、余分な毛の除去をしてもらいましょう。
VOL.8
口臭が気になる・歯石がつく

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ときどき、あなたのワンちゃんの唇をめくり上げて歯の状態をチェックしてあげてください。変な臭いがしたり、歯の表面に歯石がついていたり、歯ぐきに炎症を起こしていることがあります。
歯石はバイキンのかたまりです。放置しておくと、歯がグラグラになり抜けてしまいます。
丈夫な歯は長寿の秘訣です。歯石がつき過ぎないうちに早めに動物病院で歯石除去の処置を定期的に受けてください。

VOL.9
下痢をする

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下痢は、単なる食べすぎや、体質に合わない食事をした場合、精神的ストレスなどの軽い原因で起こる場合と、細菌やウイルス、寄生虫、すい臓の異常など、適切な治療をしないと生命に危険が伴うものがあります。しかし、下痢の初期症状は怖い伝染病も、単なる胃腸障害も同じです。特に、パルボウイルス感染症は、怖い伝染病で、トマトジュースのような血便と激しいおう吐があり、非常に短期間で死亡する場合があるため、別名「コロリ病」と呼ばれているほどです。
治療を受ける目安は、軽度でも長期に繰り返す下痢、血便、血が混じる便、おう吐を伴う下痢、元気・食欲がない場合などです。放置しておくと原因が何であれ、重度の脱水を起こしたり、薬に反応しなくなったりして、治療しにくくなりますので、早めに動物病院で適切な治療を受けてください。

VOL.10
消化器の寄生虫について

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ワンちゃんの消化器の寄生虫には、主なものとして、回虫・鉤虫・鞭虫・条虫・コクシジウムなどがあります。これらの寄生虫は、それぞれ駆虫薬が違います。したがって、一般の売薬をむやみに投与しても、無駄なことがあります。

獣医師は、検便をしたり、寄生虫を見て正しい判断をいたします。便の寄生虫がいるようでしたら、必ず、便または便にでた寄生虫を動物病院に持参し、適切な駆虫薬を、体重をきちっと量って処方してもらいましょう。

VOL.11
目の異常・目やにが気になる

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目やには、目の色いろな病気に伴って現れます。
急に目やにが気になるようなら、シャンプーが目に入ったり、角膜に傷ができたり、異物が目に入った場合などでしょう。慢性的な場合は、先天的な逆さまつげや、涙管などが考えられます。
白内障や緑内障も比較的多く見受けられます。放置しておくと失明してしまう場合もありますので、とにかく、眼球の色や結膜の色がふだんと違っていたり、目やにが気になる場合は目の病気と考えて、適切な治療を受けてください。

VOL.12
尿が赤い・出にくい

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尿が赤くなる原因は、ぼうこう炎、尿道炎、前立腺炎、ぼうこう結石など、尿の通路の炎症や出血によるものと、玉ねぎによる中毒や、フィラリア症の急性症などのように赤血球が破壊されて尿が赤くなる場合などがあります。

尿が出にくい場合は前者の場合が多く、何度も排尿姿勢をするのに、少ししか尿が出なかったりします。
とにかく、尿の異常は危険な病気が多いので良く観察し、動物病院にご相談ください。

VOL.13
太り過ぎ

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太り過ぎの原因は、先天的な要素も多少ありますが、ほとんどの場合はカロリーオーバーによるものです。人間と同じ食事をしていたり、おやつに高カロリーのものをあげていたり、少しでも食欲がないと心配で色々別の物をあげたりしていませんか?
太り過ぎは、心臓病や脊髄疾患などの”犬の成人病”の原因となります。
幸にして、「肥満犬」になってしまった場合は、手遅れにならないうちに、動物病院で食事の指導を受けてください。
最近は、肥満用の特別処方食を動物病院で入手できます。

VOL.14
皮膚病について

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皮膚病の原因は、蚤の寄生、ダニ、ホルモンの異常、アトピー、食事アレルギー、接触性皮膚炎、細菌性、真菌性など色いろです。

症状は、簡単に見分けのつくものと、特殊な検査をしないとなかなか判別が難しいものがあります。

獣医師が適切な治療を実施するためには、飼い主の正確な犬の状況説明の聴取も必要です。
いつ頃から発病したかとか、季節的に発症するか、または食事を変えたとか、できるだけ詳しく獣医師に伝えてください。

VOL.15
テンカンのような発作がある

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いわゆる脳の先天的な異常によるテンカン発作の場合と、後天的な血液中カルシウムや糖分の異常、ジステンパーなど伝染病によるもの、各種の中毒によるものなどがあります。

特に、授乳中の母犬の低カルシウム血症や、3ヶ月未満の子犬の低血糖症などは良く見受けられます。

早期に適切な治療を施せば比較的治りやすいのですが、治療が遅れると取り返しがつかないことがあります。

VOL.16
歩き方がおかしい・骨折をしたらしい

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突然起こる外傷性の跛行と、先天的要素による骨格の異常が原因で起こる場合に大別されます。

突然起こったときは、捻挫・骨折・脱臼・靭帯の損傷などでしょう。先天的要素の場合は、膝のお皿の脱臼、股関節の異常などが考えられます。どちらの場合も、簡単な処置ですむ場合と、レントゲン検査や手術をおこなわなければならない場合があります。

極端にいたがったり、足がブラブラしていたり、ハレがひどい場合は骨折の可能性があります。慢性的に歩き方がおかしい場合は膝や股関節の先天的な異常が考えられます。

VOL.17
中毒・毒物を食べたようだ

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消毒薬・殺虫剤・殺鼠剤・色々な化学薬品による中毒は、即座に適切な処置を施さないと致命的です。毒物の種類により解毒剤が異なります。またすぐに胃洗浄などを実施する必要もあります。

臨床症状から毒物を判別することは非常に困難ですので、現物や空き箱などがありましたら必ず持参してください。
製造会社が分かっている場合はすぐにお電話で毒物の性状や治療法が判明し大事に至らないですむことがあります。

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